ホットヨガを始める前に知っておきたいヨガの歴史

ホットヨガがダイエット効果があると言われている昨今、そもそもヨガとは一体どこからどのようにして生まれたのか?ヨガを行う前に、ヨガの歴史を知っておくと、ひとつひとつのポーズの知識もより深まります♪
ここではヨガの歴史について分かりやすく簡単にご紹介したいと思います★
ヨガの始まり
諸説はありますがヨガは今から約4500年以上も前に始まったと言われています。
812069ac345a55b3b6b445a3294a3459_s
時代はインダス文明。モヘンジョ・ダロの遺跡からヨガの行者の姿が印章されていたことから当時からヨガが存在していたとされています。
紀元前1000年頃、古典ウパニシャッド聖典にヨガという文字が記されており、最古のヨガと言われている「ギヤーナ・ヨガ」が始まりました。ウパニシャッドとはサンスクリット語で書かれた書物です。
紀元前350年〜300年頃に完成された「カタ・ウパニシャッド」はヨガの最古の説明がされており、これがヨガの始まりとされています。人々の苦悩を解き放つことができるヨガは急速に世の人々に浸透されていきました。
ヨガの経典「ヨガ・スートラ」
5世紀を過ぎた頃、「ヨガ・スートラ」と言われるヨガの基本事項のようなものが記載されてたヨガの基本文献が誕生します。そこにはヨガについて「ヨーガは三昧であり、こころの状態である」「ヨーガは心を滅することである」と記されています。これにはヨガの具体的な思想と方法が書かれています。
8支則「アシュターンガ」
・ヤマ(禁戒)
・ニヤマ(勧戒)
・アーサナ(座法)
・プラーナーヤーマ(調気法)
・プラティヤーハーラ(制感)
・ダーラナー(集中)
・ディヤーナ(無心)
・サマーディ(三昧)
ヤマとは?
・アヒムサ(暴力をふるわない)
・サティア(嘘をつかない)
・アステーヤ(盗まない)
・ブラフマチャリア(節操を守る)
・アパリグラハ(貪らない)
ニヤマ(勧戒)とは?
・サウチャ(清潔を保つ)
・サントーシャ(足ることを知る)
・タパス(一生懸命行う)
・スヴァディアーヤ(自己探求)
・イシュヴァラ・プラニダーナ(祈る/自然と共存)
ヤマ、二ヤマの思想にアーサナ(簡単に言うとヨガのポーズ)を組み合わせた内容がヨガの指針となっています。
ヨガ・スートラは瞑想を中心とし「今の自分」を見つめ直し、どう生きるべきかを内側から見つけ出す方法をとっています。アーサナは現代のような動きがあるポーズではなく、どちらかというと瞑想と座法を中心としたものでした。
そして「ヨガ・スートラ」を基本とし、ここから時代が移り変わり、ヨガでもいろんな宗派が分かれて現在に至ります。
ハタ・ヨガの始まり
12世紀頃、今まであった瞑想と座法に加えアーサナが呼吸法が生まれました。ハタ・ヨガは現代に広がっているヨガの基本とも言えます。ハは「太陽」=陽、タは「月」=陰を意味し、ヨガは「つなぐ」を指します。自我と宇宙の結合を意味します。呼吸法とアーサナを組み合わせ、自我を客観的に見つめることから始まります。その過程で意識と身体を一体化させていきます。
1990年代第二次ヨガブーム
今から約25年前、ヨガは第二次ブームを迎えます。火付け役となったのは世界のハリウッドセレブたち。こぞってヨガを始め、いつしかそれはダイエットへと結びついてきます。
f98e5068b6cfdff05218facf6a6ab40d_s
そして、現在日本でもヨガブームとなりヨガ人口は100万人以上を超えると言われています。
岩盤浴などもブームとなり、ダイエットにより効果的なホットヨガが誕生しました。室内が暑く設定されている環境でも、意識と身体をつなぐ、自然とつながるという意味では代々受け継がれてきたヨガの基本とは何ら変わりません。ヨガの本来の目的である「自己の気づき」によって心と体のバランスを整えることができます。
インダス文明から始まったヨガはいろいろ形を変えたものの、自我を見つめ、苦悩から解き放たれ、より生きやすい自分をつくるという点は変わらず脈々と受け継がれています。